最近、「American English Pronunciation Podcast」と「English Pronunciation Pod」という2つの Podcast 番組を iTunes に登録して、大学の行き帰りの移動中に聞き流しています。
どちらも去年の9月くらいから始まった番組で、「短い i 音と長い e 音の違い」や「I(ビッグアイ)音と i 音の違い」などを毎回10分程度で説明してくれる番組。言語関係の解説は、英語で聞くのがいちばん分かりやすいと思うのですよ(決してそれが英会話上達の近道だとは思いませんが)。こんな素敵な番組が簡単なクリック操作で iPod に吸い込まれるのだから、すごい時代ですよね。
たとえば、「can」と「can't」の違いは、多くの外国人(アメリカ人から見て)が「t」の有無で判断しようとしますが、アメリカ人は語尾の「t」を省略することが多いので(ただし「t」があるハズの位置の時間をきちんと開けて発音してはいる)、「t」は手がかりになりません。
じゃあ何が手がかりになるかというと、「強調の位置」と「母音の音」という2種類の手がかりがあります。
まず基本として、「主語+助動詞(can/can't)+動詞」という文があった場合に、動詞の方が強調されていれば「can」、助動詞の方が強調されていれば「can't」というルールがあります(強調の位置)。
次に、強調されない単語に含まれる「æ(いわゆるアェの音)」は「ə(ものすごく脱力して出すアの音)」に転化するという別のルールがあって、これを強調の位置のルールに組み合わせると、「can」の発音が「キン/クン (kən)」に近い場合は「can」、「キャェン (kæn)」に近い場合は「can't」というルールも出てきます(母音の音)。
こういった説明がいろいろと聞けるのがこれらの Podcast。「ə」の発音だけで3回以上も使っていたりして、本当に重要な発音のポイントが聞けるので、オススメです。
ちなみにごく個人的な解釈としては、英語では助動詞の有無はあまり重要ではなく、単純に動詞を「やりたい」か「やりたくない」かで強調する/しないだけなのではと思っています。助動詞を入れておかないと、動詞が強いか弱いかが判断できませんからね。それからこれも沼田のごく個人的な解釈ですが、接続詞も話し言葉では同じようなもので、「and」と「but」と「or」は、だいたいどれを使っても同じ意味になると思います。
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