今日はとある将棋のお店に、将棋駒を見せてもらいに行きました。
8万円の駒から25万円の駒まで見せていただいたのですが、10万円くらいの駒を見せていただいた段階でも最高の出来だと感じたのですが、25万円の駒は本当にさらに格別の出来でした。
上があり得るということを知らなければ、そこで立ち止まってしまって価値観が停滞します。こういった感覚は天井知らずですね。
将棋駒には大きく分けて、彫り駒、彫り埋め駒、盛り上げ駒という種類があって、彫り駒は木地を彫って漆を塗っただけ、彫り埋め駒は彫った後の穴を漆で埋めて平たくしたもの、盛り上げ駒は彫り埋め駒の文字部分にさらに漆を乗せて行って、盛り上げたものです。この順番で高価になっていきます。
彫り駒と盛り上げ駒は立体感があって分かりやすく綺麗なのですが、彫り埋め駒は写真では良さが伝わりにくい。正直、本物を見るまでは彫り埋め駒の価値がさっぱり分からなかったのですが、本物を見てようやく理解できました。
上質の美術館に行ったのと同じだけの体験ができました。お店なので当然のようにタダで見せていただいたわけですが、拝観料として2000円は払ってもいいだけのものを会得させていただきました。
本気で将棋という文化を体験するのであれば、道具に10万円は払いたいところ。それでも Mac 1台買うよりも安いのです。それで得られるものは確実にあります。
もっとも、それだけが本質ではないことを十分に理解することも必要ですが。
コメントを書く